恋してキューピッド!
てゆーか…


「あたしはミューじゃなくて、美羽~!ミ・ウだってば!」



ミューちゃんとかサラリと変なあだ名つけられたぁ!



「あれまぁ、意外に細かいとこ気にすんだねミューちゃんてば。」

「だから美羽!」


「うるせーなぁ…お前はさっきからなに騒いでんだよ。」


「…え…え!?あれ?…ジョー!」

「あぁ?」


恋クンにばっか目が行ってて全然気付かなかったケド、ジョーってば恋クンの前に座ってるし!


「なんで恋クンの前に座ってんのさっ!」


「は!?バカかてめぇは。俺の名字考えろ。」


ジョーは回ってきたプリントを片手に怪訝そうな顔つきで言った。


「ジョーの名字?…なんだっけ…えーと…神崎の前でしょ…だから…えーと……うんと…」

「サッと言えや!サッと!悲しくなるわ!」

「だってど忘れしちゃったんだもん!しょうがないじゃん!」

「いやいや、逆ギレすんなし。そんで俺柏木だし。」

「あ、そっか☆柏木かぁ♪スッキリしたー☆」

「俺はめっちゃモヤってますケド。」


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