恋してキューピッド!
てか、いってー!
超いってー!
痛すぎるし、ビックリしすぎるしで逆に声が、


出ないんだけど!



「美羽っ!大丈夫か!?」


階段から遥先輩とシオちゃんがが駆け降りてくると、踊り場に横たわるあたしの目の前に現われた。



「な……なんとか…」


あたしはまばたきをパチパチと2回して答えた。


「ヨカッタ~!生きてた…ホント、ヒヤヒヤするからやめてくれる~!?」


ホッと胸をなでおろすシオちゃん。


ホントあたしのドジは人騒がせなドジだと我ながら思う。



「どっか、ぶつけた?頭とか。」


遥先輩が心配そうにあたしの顔を見ながら、人差し指で頭を叩いて見せた。



「いや…たぶんぶつけてはないです。とにかくビックリしすぎちゃって…いたたっ…」


ゆっくりと起き上がると背中とお尻がジンジンと痛んだ。




「念の為保健室行ったほうがいいな。」


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