恋してキューピッド!
「どういうことって……あ☆その前に、ひとつ聞いても、いい?」



ジリッと1歩近付く。


あの…


超近いんですけど!






「…なっ…なに?」








「ミューちゃんって…………何者?」







は、はいー???




「…な、何それ……どういう意味?」


「だから何者かって聞いてんの。まさかミューちゃんも神様なの?」


「か、神様ぁ?何ソレ…あたしはれっきとした人間ですけどっ!」



てか…ミューちゃんもって…『も』ってなにさ!?




「だよねぇ…ミューちゃんみたいなとんでもないおっちょこちょいが神様なワケないよなぁ…じゃあなんで弓矢見えちゃったんだろ…」


「ねえ、ちょっと何ブツブツ言ってんの?てゆーか、今さり気なく悪口言ったよね!?」


「あーごめんごめん☆そっかぁ~…見えちゃったからには説明しなくちゃか…」


なに?
説明?





「実は俺、縁結びの神様なんだ☆」


< 54 / 166 >

この作品をシェア

pagetop