恋してキューピッド!
「すっ好きじゃないしっっっ!!!」


好きなんてっ…好きなんてっ…めめめめっそうもございませんだよっっ!



「顔、赤くなってるよ。」


「いやコレは違くて!好きとかじゃなくて!」


「もお~焦れったいなー!好きって認めちゃいなよ!」


「違う!憧れなの!憧れ!遥先輩は雲の上の存在で軽々しく好きとかそんなこと言えるようなお方じゃないんだってば!」


「なんか教祖サマみたいな扱いだね…」


「高貴なお方なのよ~。」


「じゃあ、もしも先輩に彼女出来ちゃったら?」



「ええっ!?彼女!?」


「しかも超美人で上から85・58・84の超ボンッキュッボンッで家庭的でめちゃくちゃ性格いい女だったら?」


「ええ!?」



そんなの…


かなうわけないじゃん!!



「今、かなうわけないよ~とか思ったでしょ。」



ギク。


「おおお思ってないし!」


「目めっちゃ泳いでるよ。」


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