恋してキューピッド!
「そういえば今日ジョーにニブイって怒られたわ…」


「そりゃねえ…ジョーもイライラするよね。」


「アイツ、カルシウム不足だな。」


「いや、違うよ、絶対。はあ~…むしろジョーが恋クンに相談した方がいーよ。」


「ジョー好きな人いるの!?」


「……本人に聞きな。あたしの口からは言えないからさ……ふわあ~…アンタと話してるとツッコミどころ満載で疲れるわ~。」


「え、ちょ、シオちゃん!待ってよー!」



大きなあくびをひとつかまし眠そうな顔で教室に戻るシオちゃんのあとを追いかけた。



「あぁいたいた。ミューちゃん、ちょっと、いい?」


教室に戻ると女子と一通り話し終えた恋クンがあたしを出迎えた。



「う、うん。」



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