フェザールスタの肖像
強引に足を開かせ腰が割り入る。
貪るようにふくよかな胸の突起に食らいついた男。
胸を露わにして、背をそらす様に顔を天井にむけ、甘い鳴声が口からこぼれている。

あぁ、神様。

もう、この状況を我慢します。
だから、状況がバレません様に!

「あっ、あっ、あ、ああん、イヤ、痛い、ぅ、あっ、痛い、イヤ、あぁ」


「初めては痛いんだ、もう少しで良くなる…」

二人が重なり動く。

かぁー、この男最低。
処女相手にテーブルでスルなんて~!


あぁ、それを覗く私は何?
最低最悪だよ~。


2人の体の揺れが早くなり始めた頃、廊下を行き来する足音が聞こえる。

バタバタと聞こえるる、廊下を荒だたしげに歩く足音。

どこかの部屋のドアを開け閉めする音も聞こえる。


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