もう、すきじゃない。

それを支えてくれたのは
やっぱり友達で
あたしは勇気を出すのを諦めないことにした。



告白したのは
文化祭の打ち上げの時。
秋の夜。
仲良しの女の先輩たちにも協力してもらって
二人きりにしてもらった。

買い出しのコンビニの帰り道
ガヤガヤと騒ぐお店が建ち並ぶ道を歩きながら
少しの沈黙で

目を見て言う

と決意した。
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