スキ☆キス
「なんなのアレ…
なんか知らないけど私今朝から避けられてんだけど」
わけがわからないままなぜか避けられて気分悪い
ふてくされながら自分の席につく
「ごめんねぇー、エリリン。
イッチーの代わりに謝るよぉ」
クミタンが申し訳なさそうに言う
「ねぇ、私なんで避けられてんの?」
さっき何か話してたし、きっとクミタンなら知ってるはず
「うーん
玖海からは言えないよぅー」
口止されてんのか…
チッ、一琉の犬め。
「おっはようエリー!」
―ドゴッ
聞こえた声と共に、すぐ背中に鈍い痛み
「た…つみ……っ」
背中を擦りながら後ろを振り返る。
そこにはニッコリ笑った達海がいた。
こいつ…体当たりしやがった。