スキ☆キス
 


直ぐ様目の前の保健室に駆け込む

そして右から2番目のベッドにヒョウ柄男を寝かせた。



「ほっ…本当に申し訳…っ」



私はまたもやその場に土下座した。



「いや、大げさすぎだから」

「女に腹殴られたくらいで一々寝てられっかぁあ!!」



ヒョウ柄男はガバッと布団を放り投げて、ベッドの上にあぐらをかいた。



「本当に悪いと思うんなら、聞かせろよ、なんであんなことしたのか」

「えっ…」

「なにー?俺も知りたい」



達海はその辺にあった丸いすに腰かけた。



「だって…言ったら引かない?」

「言う前から決めつけんな」

「俺は結構ビックリ人間とかでも平気ーっ」



…この二人になら話してみてもいいかも。

なぜか、そんなことを思った。



「実は…」



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