スキ☆キス
「いや、まさか」
友達だし
別に調べても問題なくない?
勝手に納得して頷く。
「何一人でブツブツ言ってんだよ」
「…いやぁ、いい天気だなぁと」
「別に、そうでもないけど」
冷めてんなー。
そんなに、うざいですか
「あっ、じゃあさ!"友達"に抵抗があるなら、お友達の一番下の部類から始めてみませんか?」
だってほら、こうやって同じクラスにもなれたわけだし…
それって、運命じゃん?
「…嫌だって言っても、どうせ勝手にすんだろ」
頭をかきながら、槌谷くんが言った。
それって…OKってこと?
「うんっ!する!!」
こうして私たちは、晴れて友達になれた…はず。
「ところで友達の一番下の部類ってなに」
「え…さぁ?」
「……………」
はず!!!!