スキ☆キス
「で、何で私は呼ばれたんでしょう?」
私は地面に散らばった写真を広い集めながら聞いた。
「そうだ、お前に俺から頼みがある!!」
今から何か頼むつもりなんだろうけど
一琉は腕を組んだまま私を見下ろしている。
それが、これから人にものを頼む態度ですか?
「何さ…頼みって」
一応聞いてみるけど…しょうもないことだったら、絶対引き受けない。
でも予想通り、一琉の口から出た言葉は、本当にしょうもないことで…
「お前、俺のボディーガードになれ!!」
「無理!!!」
私は即答で断ったのでした。