スキ☆キス
やば、どうしよう…
とっさに言っちゃった
「その…一琉のストーカーって、私!なんだよね!!」
「やっぱりエリリンは玖海の敵だったんだ…?」
「ちょっとあんた何言って…」
「まじで!?気持ち悪っ!!」
え…
最後の声って…
「一琉!!?」
「おう、俺だ」
俺だ、じゃないって
なんであんたまでここにいんの!?
「さっきついでにイッチーも呼んでおいたんだよぅ」
「まさかお前が犯人だったとはな」
冷めた目で私を見る一琉
誰が、好んであんたなんかのストーカーするかよ。
「違うっ!!!」
女の子が急に叫ぶ
まさかクミタンの前で本当のこと言うつもり…?
「全部、私が悪「いやぁーっ!!」
私は慌てて叫ぶと、床に散らばっている写真をかき集めた。
「私の一琉様を踏みつけないでよっ、バカ女!」
「バカっ…!?」
「え、一琉様?」