『liar』
小学生の女の子だ。
俊弥は、見るだけにしようと思っていた。
でも、触れるうちに止められなくなった。
ユキが小さく声をあげたのをキッカケに、俊弥はもう、爆発しそうな欲望を抑える事など出来ない。
そして………
俊弥は果てた。
初夏の爽やかな外の空気とは対称的な、湿った空気が漂うアパートの一室。
俊弥は、優しくユキを抱きしめた。
「ごめんね…
痛かった?ごめんね…」
ユキは、自分の事が理解出来なかった。
怖かった知らないオジサンは、優しかった。
そして、感じた事の無い快感と痛みに、戸惑っている。