仕組まれた恋愛 〜それでも貴方が…好き〜
「あっ、私の家… ここです。」 「そうなんだ。 俺、毎朝、ここ通ってたんだけど、 知らなかった?」 「はい、ちっとも、 知りませんでした。」 ウソ…私… 知ってました。 「俺達…偶然、 会ってたかもしれないね。」 「そうですね。」 はい、 会ってましたとも… でも、それは秘密。 私だけが、 知っていれば良い事だから… 時音サンは、 知らなくって良い事だから…