仕組まれた恋愛 〜それでも貴方が…好き〜
「可愛いな。 俺、惚れちゃいそうだよ。」 って彼は、 私の頭をヨシヨシってしたんだ。 なにげに… 彼に告られた気もするけれど… 私は、聞かなかった事にした。 だって…私… 時音サン一筋なんだもん 「あっ、こんな時間じゃん。」 携帯で時間を確認した彼は、 めっちゃ慌てていた。 「俺、行くけど、 気をつけて帰れよ。」 「あっ、はい。」 「じゃな。」 って、彼は去っていった。