仕組まれた恋愛 〜それでも貴方が…好き〜
お母さんが買い物に行って… リビングには、 時音サンと私の2人だけ。 めっちゃ気まずいんですけど(--; しばらく2人の間に 沈黙が続いた。 その沈黙を破ったのは… 時音サンだった。 「羽菜ちゃんさ、 誤解してるでしょ。」 「誤解???」 「そう、誤解。」 「私が、何を誤解してるって、 言うんですか???」 「俺、羽菜ちゃんの事、 迷惑だなんて思ってないよ。」 「でも…リョウサンに… 頼んだんでしょ。」 「確かに、亮に頼んだ。 でも、それは…」 「それは、なんですか?」