あなたの第2ボタンあたしの恋の行方
「加藤大貴くん……」


あたしが、そう呼ぶと加藤大貴くんは友達とじゃれあっている事を止めた。



加藤大貴くんの周りも、空気を読んだのか黙る。






その空気がすっごく、あたしの心臓をドキドキさせる。



「この前の、手紙の返事聞かせてくれないかな??」




勇気を振り絞り言う。





「何、もしかして柳下さん、大貴に告ったん??」



あたしの言葉を聞いて、加藤大貴くんの友達が聞く。





あたしは、バレてしまった恥ずかしさで、下を向いた。


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