あなたの第2ボタンあたしの恋の行方
しばらくして、だんだん涙が引けてきた。




「香織、ありがとね。香織の制服、濡れちゃった。」



「いいよ。どうせ、今日で、この制服着ないしね。」





香織のおかげで、少し元気が出た。







でも、やっぱりあたしの恋を否定された事は、悲しい。




香織と別れて、家に帰った。





部屋に入って、1人になるとまた、涙が出てくる。





誰かが、言ってたな。




初恋は叶わないって……




やっぱり、本当なんだ。



あたしは、泣きながらいつの間にか寝てしまった。



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