あなたの第2ボタンあたしの恋の行方
「あの俺、加藤だけど…」
電話口から聞こえた事は、加藤大貴くんだった。
何で……電話してきたの??
あたしを、振ったのに。
「何か、用かな??」
少し、上擦った声で話す。
「……さっきは、ごめん。実は、話したい事があるんだ。良かったら、〇〇公園に来て。」
そう、言われて電話を切られた。
何??また、振られるのかな??
そう、思ったら行きたくなかったけど、何故か、行かなきゃと思って、あたしは、〇〇公園に走った。