あなたの第2ボタンあたしの恋の行方
「……嘘でしょ。」


出てきた言葉は、とても小さい声だった。





「嘘じゃあ、無いよ。本当は、手紙貰った時嬉しかったんだ。だけど、どうしたらいいか分からなかったんだ。昼間も、友達にからかわれて恥ずかしかったんだ。だから、柳下さんを、傷付けた。本当、何回も言うけど、ごめん。」




そう言って、頭を下げる加藤大貴くん。





信じても良いよね??



「あたしも、まだ、加藤大貴くんの事好きだよ。」



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