キミじゃなきゃ……。
しばらく沈黙が続き、
その沈黙を破るように
話し始めたのは亮だった。
「だって、オレらもうすぐ卒業じゃん??だから………。」
「ねぇ、美緒とはうまくやってんの??」
強引に話を変えるのは
母親譲りだ。
「うん……。あんまりうまくいってないかな…。アイツ、男癖が悪くてさ……他の中学にも男がいるって……。」
「そか……。確かに浮気はキツイよね………。」
「もう、アイツとは別れる……。」
「へぇ…。亮は………じゃなくて、佐藤君はそれでいいの??」
「てか亮でいいよ。オレも愛理って呼ぶから♪」
「はぁっ??意味わかんない!!バッカじゃない??」
なぜか亮といると
素直になれた。
こんなに男の子と
話したのは初めてだった。
「愛理…。オレと付き合ってくんねぇ??」
あたしはしばらく信じられなくて戸惑ったけどすぐに「うん!」と答えた。
「マジで?!」
「うん……。えっ??ウソ告だった??」
「いや、マジ………」
「あたしも…ずっと好きだったよ……」
夢のような時間だった。彼の瞳にはあたしだけが映っていた。
「っ……寒くねぇ??」
「あっ……あたし、全然寒くないよ??」
本当はすごく寒いけど
もっと亮といたかった。
その沈黙を破るように
話し始めたのは亮だった。
「だって、オレらもうすぐ卒業じゃん??だから………。」
「ねぇ、美緒とはうまくやってんの??」
強引に話を変えるのは
母親譲りだ。
「うん……。あんまりうまくいってないかな…。アイツ、男癖が悪くてさ……他の中学にも男がいるって……。」
「そか……。確かに浮気はキツイよね………。」
「もう、アイツとは別れる……。」
「へぇ…。亮は………じゃなくて、佐藤君はそれでいいの??」
「てか亮でいいよ。オレも愛理って呼ぶから♪」
「はぁっ??意味わかんない!!バッカじゃない??」
なぜか亮といると
素直になれた。
こんなに男の子と
話したのは初めてだった。
「愛理…。オレと付き合ってくんねぇ??」
あたしはしばらく信じられなくて戸惑ったけどすぐに「うん!」と答えた。
「マジで?!」
「うん……。えっ??ウソ告だった??」
「いや、マジ………」
「あたしも…ずっと好きだったよ……」
夢のような時間だった。彼の瞳にはあたしだけが映っていた。
「っ……寒くねぇ??」
「あっ……あたし、全然寒くないよ??」
本当はすごく寒いけど
もっと亮といたかった。