キミじゃなきゃ……。
「おね-ちゃん……?」

さっきの出来事を話したくて、ドア越しにお姉ちゃんを呼んでみる。

「なぁに-??」

するとすぐに
返事があった。

「入っていい??」

「うん…。」

ドアを開けると
お姉ちゃんはベットに
寝転びながら
音楽を聴いていた。

「ねぇ、聞いてよ!!あたしねっ、告白された!例の彼に告白された!!」

「本当に??おめでと-」

「ありがとう♪それで明日からも学校に行こうと思うんだ……。」

「うん…。」

お姉ちゃんは
あたしの話を最後まで
聞いてくれた。

「それで明日からまたメイクをお願いしていいかなぁ??」

「………いいよ」

こうしてまた、
あたしの中学生活が
始まった。
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