キミじゃなきゃ……。
「うっわぁ-……アレはないよね-…」

「柊さん、可哀相…」

周りから
ボソボソと聞こえる声に更に現実を突き付けられた気がした。

「可哀相とかいってんじゃね~よ!!」

そうしてあたしは
生まれ変わった。

何事にも冷めている
人間に……。
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