キミじゃなきゃ……。
その日から
あたしの壊れたゲ-ムが
始まった。

あたしは、
亮を忘れる為に……
心の隙間を埋める為に、たくさんの男と付き合った。

だって、亮だって
ひとりの男じゃん??

でも、それでも亮は
あたしの心の中から
消えてはくれなかった。
ううん…。
消したくなかった。

今頃呆れてるでしょ??
「なんだコイツ、自分勝手ばっかり言いやがって!!」って怒ってる??

あたしはもう
キミを想う事すら
できないんだね。

ばかじゃん??
まだ未だに
アンタからの
メ-ルや連絡を待ってる……。

言い訳なんて
聞きたくないって
思ってたけど
嘘でもいいから
「アレは違うんだ。俺が好きなのは愛理だ」って言ってほしいよ。

ホント馬鹿だよね。
こんな事して
何が楽しい??

あたしには
亮だけなのにね……。

ねぇ、いつになったら
あたしの壊れたゲ-ムは終わるの??
いつになったら
この悲しみから
逃れられるの??

ねぇ………。
教えてよ…………。
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