キミじゃなきゃ……。
「あたしはこれとこれ♪愛理は??」

「あたしは………」


―ピロリン♪―

時間切れになり
機械が勝手にフレ-ムを決める。


「勝手に決められちゃったね-」

「ごめんね」

あたしは
申し訳なさそうに
呟く。

「いいよ、てかそれより撮るよ!!」

「うん」


―3、2、1カシャッ♪―

あたしは
おもいっきりの笑顔で
ピ-スする。


そして
休む間もなく
また次のフレ-ム。

慣れている麻衣は
まるでモデルのように
フレ-ムに合わせて
ポ-ズをとっている。


< 49 / 98 >

この作品をシェア

pagetop