キミじゃなきゃ……。
「あらまぁ~イケメンねぇ~おばちゃんちはお隣りだから何かあったら言ってね」

「あ、ありがとうございます…」

「佐藤さぁ-ん!!お荷物どこに置けばいいでしょうかぁ-?」

遠くで
引っ越し屋の人が
オレたちの方へ
走ってくる。

「亮、手伝え」

「……分かった」

引っ越しの
大きなトラックの所へ
行き
大きなダンボ-ルを
家に運ぶ。

だいぶ
荷物を運び終えて
外でお茶を飲んでいると制服を着た中学生ぐらいの女の子が
オレの前を横切った。

「おぉ~お前と同じ中学校の子だなぁ~」

「えっ?そうなの??」

ふ~ん……
あの子がオレと同中になる子か…

「亮-、そろそろやるぞ~!!」

「ん-」

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