優しいカレ★
家までの道を。



ゆーりの隣で…、私はなぜか心臓がおさえきれないほどうごいていたと思う。



何度も、なんども。



どーしたのかってくらい。



でも、心の隅にはゆみの笑顔が浮かんだ。



ゆみは昔からゆーりのことがスキだ。



いくら男子のチェックをしていたとはいえ、あきらめようとしたことは一度もないほ
ど…。



家に着くと、軽くバイバイをして部屋にこもった。



決して私の心臓の音がゆっくりと打つようなことはなかった。



なぜだろう…。



気持ちがおさえきれなかった。

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