スイーツな恋
第十一章 できちゃった!!
わたしは神妙な面持ちでトイレからでる。
「どうだった?」
わたしは妊娠検査薬を塔子ちゃんに渡した。
妊娠検査薬の結果は陽性だった。
つまり、妊娠したってことだ。
「父親はあいつ?泉翔馬ね」
赤ちゃんの父親が翔馬?
はたして、そうなのかな。
翔馬とは家族がイヤで家を飛び出して翔馬の家かけこんだ、あの一夜だけだ。
そして、翔馬とはケンカ別れした後、
あの不良の三人の男に襲われた。
父親が翔馬とはいいきれない。
あの三人の誰かの子かもしれない。
でも、翔馬の子供じゃないとも言いきれない。
「で、どうするの、陽菜、産むの?…おろすの?」
塔子ちゃんがわたしの顔をのぞきこむ。
「わからない」
本当にどうしたらいいかわからないんだもん。そう言うしかなかった。
「でも、大事なことだよ。真剣に考えて」
「私はおろすのがいいと思う。赤ちゃんはかわいそうだけど。
だって、まだ、高校生だよ。稼ぎもないし、父親もいないんじゃ、
子供なんて育てらないよ。きっと不幸になる」
塔子ちゃんがなにやらしゃべっているが私は聞いてなかった。
頭が真っ白で、呆然としてしまった。
塔子ちゃんはひとりでしゃべり続ける。
「…でも、私が口だすことじゃないから。」
「ひとりで決めちゃ、駄目だよ。陽菜のお母さんとお父さんにも話してから…」
「私の話、聞いてる?」
塔子ちゃんがわたしの両肩をつかんで、わたしの目をじっとみつめる。
「私は、陽菜の味方だからね。陽菜の選んだ道を応援するよ」
「とにかく、泉にも話つけなきゃ」
「えっ!?翔馬にも」
「だって、あいつの子しょ。あいつにも責任があるわ」
「あいつの連絡先しっているのよね?貸して」
「どうだった?」
わたしは妊娠検査薬を塔子ちゃんに渡した。
妊娠検査薬の結果は陽性だった。
つまり、妊娠したってことだ。
「父親はあいつ?泉翔馬ね」
赤ちゃんの父親が翔馬?
はたして、そうなのかな。
翔馬とは家族がイヤで家を飛び出して翔馬の家かけこんだ、あの一夜だけだ。
そして、翔馬とはケンカ別れした後、
あの不良の三人の男に襲われた。
父親が翔馬とはいいきれない。
あの三人の誰かの子かもしれない。
でも、翔馬の子供じゃないとも言いきれない。
「で、どうするの、陽菜、産むの?…おろすの?」
塔子ちゃんがわたしの顔をのぞきこむ。
「わからない」
本当にどうしたらいいかわからないんだもん。そう言うしかなかった。
「でも、大事なことだよ。真剣に考えて」
「私はおろすのがいいと思う。赤ちゃんはかわいそうだけど。
だって、まだ、高校生だよ。稼ぎもないし、父親もいないんじゃ、
子供なんて育てらないよ。きっと不幸になる」
塔子ちゃんがなにやらしゃべっているが私は聞いてなかった。
頭が真っ白で、呆然としてしまった。
塔子ちゃんはひとりでしゃべり続ける。
「…でも、私が口だすことじゃないから。」
「ひとりで決めちゃ、駄目だよ。陽菜のお母さんとお父さんにも話してから…」
「私の話、聞いてる?」
塔子ちゃんがわたしの両肩をつかんで、わたしの目をじっとみつめる。
「私は、陽菜の味方だからね。陽菜の選んだ道を応援するよ」
「とにかく、泉にも話つけなきゃ」
「えっ!?翔馬にも」
「だって、あいつの子しょ。あいつにも責任があるわ」
「あいつの連絡先しっているのよね?貸して」