私の中の眠れるワタシ
1章 私<中学生>
−−−例えば。
私が、どんなおうちに生まれていても。
私は、私だったと、神様は保証してくれますか。
どんな恋をしても、
人を好きになる気持ちは宝物だと、
一体誰が言ったのでしょう。
人は痛みからしか、学べない。
ならば、どうして、与えられる痛みは、人それぞれなのでしょう。
誰かに、何かを捧げたい。
そうする事で、私の罪が消えたら、
その時、やっと。
本当に、受けとれるはず。
ワタシの痛みも、私のものに。