私の中の眠れるワタシ
1章 私<中学生>



−−−例えば。

私が、どんなおうちに生まれていても。

私は、私だったと、神様は保証してくれますか。


どんな恋をしても、

人を好きになる気持ちは宝物だと、

一体誰が言ったのでしょう。




人は痛みからしか、学べない。

ならば、どうして、与えられる痛みは、人それぞれなのでしょう。


誰かに、何かを捧げたい。


そうする事で、私の罪が消えたら、


その時、やっと。


本当に、受けとれるはず。


ワタシの痛みも、私のものに。




< 21 / 433 >

この作品をシェア

pagetop