いよいよ、来る!
その後何度も生まれ変わったようだが、何度出会っても、結ばれることは、なかった
そして、彼は、道に迷ってとどまった高知県に生まれ、私は、金印の眠る福岡に、生まれたのだ。

何故、今回、あの時代と同じ場所に生まれたかは、その後の展開と、数々の地震で理解できた。

その時の霊媒師も、今の時代に、生まれている。
ある日、私は、いつものように
悩む人々と、チャットをしていた。
彼が参加して、問題が起きて、話しているとき
突然、私の腕に、文字が浮かんだ。

【ヒミコニクシ】

そして、女の人の顔も、まるで写真のようにはっきり腕に浮かび上がった。

私が、本当に、卑弥呼の生まれ変わりと実感した瞬間だった。
家族も、気味が悪かったようで、まじまじと見るものはいなかった。

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