恋どろぼう

その瞬間








窓ガラスを何か、



いや、誰かが









たたきはじめた。












ドンッ!!!!!!








「「ひっ!!」」




あたしと恭平は



思わず声を上げた。







ドンッ!!!!!!!!!!!!









こんどはもう少し




大きい音だった。









あたしは意を決して




まどに近づいて行った。









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