恋道
夏希side
いつものように通う学校
「おはよう~。」
あたしはいつも通り
教室に入る。
「あっ夏希おはよう。
ってか聞いて~;」
あたしに駆け寄ってくるのは
親友の真里。
「何~?また光太の事?」
真里には半年付き合っている
彼氏がいる。
まあそこそこのイケメン君。
二人はクラスでも公認の
カップルなんだけど
真里は不満な事があると
すぐあたしに相談してくる。
「だって、昨日光太ったら…
ガラッ
「間に合ったー!!」
この声は…
「よっチビ。」
「うるさいわね!!
朝ぐらい静かにしなさいよ!!
しかもあたしは
チビじゃない!!」
「はいはい。
分かりましたよ、おチビちゃん♪」
こいつはあたしの敵、翔。
いつもチビチビ言うてきて
本当腹立つ奴。