恋道
翔side
いつものように
ギリギリで入った教室。
そしていつものように
笑っている愛しい人。
俺の大好きな人、夏希。
最初はただのウザい女だったけど
話しているうちに
いつの間にか好きになってた。
「よっチビ」
そう言って俺は夏希に
挨拶をする。
あいつは小さいながら
デカい声で俺に言い返してくる。
馬鹿かもしんないけど
そういう所も
めっちゃ可愛いんだよな。
抱き締めたくなるし。
まあ、そうやって
言い合いしていると
夏希の友達の真里が
「朝から二人とも
本当仲いいわね~。
いっそ付き合っちゃえば?」
夏希と付き合う!?
その言葉だけで
テンションが上がる俺。
そして夏希の反応に
多少期待してしまう。
でも夏希は…