恋だったよね
「ぜってージュースおごらせるからな!」
ユウキは早速ノートをめくった。
が、そのほとんどは白紙だ。
3人はそんなユウキの姿を見て笑いを堪えていた。
「もう、笑いたければ笑えよ!」
教室内は笑い声でいっぱいになった。
マヤとハルトは涙を流して笑っている。
そんな中、ミナはノートをユウキに渡した。
「これ、良かったら見て。私は違うのあるから…」
「おぅ、サンキュー」
ミナのノートは綺麗に見やすくまとめてあった。
「…授業中、ユウキ君いつも寝てたから…」
ミナはいつも寝ているユウキの為にノートをとっていたのだ。
「ミナ優しい!ユウキは幸せだねー」
マヤが冷やかすとミナは恥ずかしそうにしていた。