恋だったよね


「頭が良いなら最初っからそう言えよ、全くレベルが違うじゃん…」




ユウキはぶつぶつ言いながらジュースを買っていた。




ふと横を見るとパンが売られていた。




「おばちゃん、これ一つちょうだい」




ユウキは4人分のジュースとパンを持って教室へ向かった。




「ほら、ジュース買ってきたぞ」




ユウキは3人にジュースを配った。
そして買ったパンをミナに渡した。




「え…」




自分の所にだけパンを置かれたミナは戸惑っていた。




「…ノートのお礼。助かった」




ぶっきらぼうに言った。
少し照れくさかった。





< 22 / 109 >

この作品をシェア

pagetop