恋だったよね
「頭が良いなら最初っからそう言えよ、全くレベルが違うじゃん…」
ユウキはぶつぶつ言いながらジュースを買っていた。
ふと横を見るとパンが売られていた。
「おばちゃん、これ一つちょうだい」
ユウキは4人分のジュースとパンを持って教室へ向かった。
「ほら、ジュース買ってきたぞ」
ユウキは3人にジュースを配った。
そして買ったパンをミナに渡した。
「え…」
自分の所にだけパンを置かれたミナは戸惑っていた。
「…ノートのお礼。助かった」
ぶっきらぼうに言った。
少し照れくさかった。