恋だったよね
ハルトとユウキも疲れ果ててベッドに横たわっていた。
「こんなに俺…体力無かったっけ…よし…今日は早めに寝よう。明日こそはオールだ…」
ユウキの声はかすれていていつものような元気はなかった。
「あー、俺もうダメだわ。瞼がくっつく…。ユウキさようなら」
「え…さようならって…ハルトもう寝るの!?俺一人じゃん!確かに早く寝るとは言ったけどさ…」
ふと横を向くと既にハルトはもう寝ていた。
「寝るの早…。じいさんだな…。…バカ、アホ、マヌケ、タコ…」
何を言っても起きない。
ユウキは諦めて眠る事にした。