恋だったよね
「早く郷土料理食べたいよー!」
「マヤうるせー…」
今日は郷土料理を食べた後、博物館へ行く予定だ。
今日も団体行動なので疲れるが郷土料理が食べられる、とのことで4人は楽しみにしていた。
バスで移動している間、4人…特にマヤの頭の中は食べることでいっぱいだった。
1、2時間移動して着いたお店は意外にもこじんまりとしていた。
「…こんなちっさい店に学年全員入るのか?」
ユウキは店を見上げる。
「いや、全員入るから予約したんだろ。
…それにしても小さいな」
ハルトが言う。
「こじんまりした店って意外に美味しいって言うじゃん」
「マヤちゃんの言う通りだよ。さ、早く中に入ろう」
4人は中へ入った。