恋だったよね


生徒達が登校してきた。
静まり返っていた教室が賑やかになっていく。




ユウキは姿を見せないマヤのことが気になっていた。




欠席か?
風邪でもひいたのか?




ミナもどこか暗い顔をしている。




「なあ、マヤって今日休み?」




ユウキの声にミナは肩をびくつかせた。




< 82 / 109 >

この作品をシェア

pagetop