恋だったよね
「私…どうしよう…私…マヤちゃんにひどいこと言っちゃった…」
「どうしたんだ?とりあえず落ち着けよ」
ユウキは震えているミナの肩を撫でた。
「私…ユウキ君のこと好きで…マヤちゃんが羨ましくて…嫉妬だったの、本当は好きなのに…マヤちゃんのこと大好きなのに…私…ひどいこと…」
「…それでマヤは?」
「教室から出て行っちゃった…」
ミナは泣き出した。
ユウキはそんなミナの肩を2、3度ぽんぽんと叩いた。
「大丈夫だ」
そう言い、ユウキは教室から出て行った。