逢いたい時に貴方はいない
こんなアフターなんてあり得ないゃ……

席についてから、たいして時間たってないじゃない……

と、ふと腕時計を見て我に帰る。


どれくらい この場所にいたかなんてどうでもよくなった。


何故なら時計の針が2時スギだったから。


私が 毎日トリツカレタかのように気にしていた時間と同じ。


もしかしたら、ボーイズに行くのは嘘で、彼の仕事が終わるまでの暇潰しに ココに来ただけだったのかもしれない……と、思った。

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