逢いたい時に貴方はいない
指名のテーブルを
一通り回ると
私はまた秋山さんのテーブルへと戻った。
いつもなら
ラストの時間まで残るのに、今日に限っては一時間前に帰るようだ。
のぞみが店を辞めてからは、秋山さんは私、山崎さんはゆかを指名するようになった。
ゆかは、たまにしか出勤しない超天然娘だ。
今日はゆかが早上がりらしく、これから三人で御飯を食べにいくようだ。
(私はラストまでなのにな…)
『じゃぁな』
と…そっけなく秋山さんは席をたった。
なんで、一言もないんだろう?
『一緒に行くか』って一言声をかけてくれてもいいんじゃない?
って、前なら軽いノリで言えたハズなのに…
なんでだろう…
私、思った事を口にできないでいる。
なんで?
一通り回ると
私はまた秋山さんのテーブルへと戻った。
いつもなら
ラストの時間まで残るのに、今日に限っては一時間前に帰るようだ。
のぞみが店を辞めてからは、秋山さんは私、山崎さんはゆかを指名するようになった。
ゆかは、たまにしか出勤しない超天然娘だ。
今日はゆかが早上がりらしく、これから三人で御飯を食べにいくようだ。
(私はラストまでなのにな…)
『じゃぁな』
と…そっけなく秋山さんは席をたった。
なんで、一言もないんだろう?
『一緒に行くか』って一言声をかけてくれてもいいんじゃない?
って、前なら軽いノリで言えたハズなのに…
なんでだろう…
私、思った事を口にできないでいる。
なんで?