逢いたい時に貴方はいない
「カンナさんお願いします」

「は~い」



「じゃぁ、楽しんできて」ッと、きょうちゃんはハイタッチの手をつくった。

「あいよ~」と、私はその手をポンと叩いて席を立った。



秋山さんのテーブルに向かう時の足は
なんだか いつも
軽い歩調なんだな…

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