一枚の絵
けど、あの茂美に似た女の子の絵はあの後二度と見ることはできなかった。

あの絵を見た次の日にもう一度行ってみたら、もうあの看板はなくなっていて、ビルは閉まっていた。

近くの人に聞いてみたけど誰も展覧会がやってたかどうか覚えてなかった。

よく考えてみると絵の題名も作者の名前も書かれてなかった。

いったい、あの絵は誰が描いたものでどこへ行ってしまったのか謎のままだけど、あの絵の笑顔が俺にやる気を起こさせたんだ。

俺は自分も人を勇気づけられるような絵を描いていきたいと思っている。

あの一枚の絵が俺を救ってくれたように・・・・・。






< 15 / 15 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop