一枚の絵
2
大学2年の春。
コンクールに出展するために、俺は、毎日のように近所の川辺へ出かけて、絵を描いていた。
でも、何枚か描いてみたけど、どれもなんかピンとこなくて。
途中でやめてしまった。
今日も、描きに来てみたが、全然、進まなくて。
ため息ばかりついていた。
「はぁ・・・」
「どうしようかな。どこか別の場所でも探した方がいいかなあ」
そうつぶやきながら、辺りを見回すと、一人の女の子が目についた。
澄んだ瞳のとてもかわいい女の子で。
そよ風に身をゆだねながら、そっと川のほうを見つめていた。
俺はなぜか、その女の子を見たとたん、何かに惹きつけられたように、夢中でその女の子をスケッチブックに描いていた。
コンクールに出展するために、俺は、毎日のように近所の川辺へ出かけて、絵を描いていた。
でも、何枚か描いてみたけど、どれもなんかピンとこなくて。
途中でやめてしまった。
今日も、描きに来てみたが、全然、進まなくて。
ため息ばかりついていた。
「はぁ・・・」
「どうしようかな。どこか別の場所でも探した方がいいかなあ」
そうつぶやきながら、辺りを見回すと、一人の女の子が目についた。
澄んだ瞳のとてもかわいい女の子で。
そよ風に身をゆだねながら、そっと川のほうを見つめていた。
俺はなぜか、その女の子を見たとたん、何かに惹きつけられたように、夢中でその女の子をスケッチブックに描いていた。