蒼い瞳の君達へ~ last blue eye ~
「親父」


「ん?」


「俺、そろそろ神龍会の仕事したい」


父親は新聞を置いて翼を見た


「翼、いいのか?
まだ数ヶ月学生生活があるぞ」


「ああ構わない」


「わかった、三神会の頭に伝える」


父親はすぐに携帯で話し始めた



翼は父親の跡を継ぐ事を決めた
今から自分の環境が変わるのはわかっていた


ただ、
強くなりたい


みんなを守れるような強さが欲しかった

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