蒼い瞳の君達へ~ last blue eye ~
司は泣いているのも忘れて顔を上げた


「…だれ?」


「無理すると心が壊れちゃうよ」


目の前の女の子
ショートカットの黒髪が風になびいて茶色の瞳がキラキラして微笑んでいた


「ずっとここにいた?」


「…」


「聞いていた?」


「…」
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