蒼い瞳の君達へ~ last blue eye ~
「みんな帰ったよ」

生徒会室で眠ってしまった司の横で頭を撫でながら立っていた美羽がいた


「俺…また何か言った?」


「ん…司、森に行くの無理なら止めよう」


「えっ…なんで」


微笑んだまま美羽は何も言わなかった


「また…何か言ったんだ…俺」



「…司、帰ろう」
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