蒼い瞳の君達へ~ last blue eye ~
いつも笑顔を振りまいている海斗の顔が裏の世界での顔になった


「おい司、翼を見ててくれ。もし起きても何も言うな」


「海斗!俺も…行く…」


司は海斗を見て動けなかった


見たことのない光を失った鋭い瞳を見て…


そのまま静かに海斗は生徒会室を出て行った


すぐ携帯を開いて通話ボタン押す


「司だ。体育館裏に数人向かえ」
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