蒼い瞳の君達へ~ last blue eye ~
海斗は抱きしめていた手を緩め彩花を見た


「さあ、拭いてあげるよ」


タオルで彩花の顔を優しく撫でた


泣いていた彩花が気が付いてしまった


「…海斗、これ…」

自分の手に残るアザそして足にたくさんの赤い印


ブラウスのボタンを外し胸を見た…
そこにも無数の…
嫌でも先ほどの事がよみがえる
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