ーー愛してるーー


待ってるとは
言ってみたものの
何して待ってれば
いいんだろ。
てかどれだけ春は
私の事待たせる気!?
後でお仕置きかな。(笑)


ガチャッ
「雄也これ返す…あ?」
雄也先輩の部屋に
入ってきたのは先生。
何で!?って思ったけど
兄弟だから当たり前
なんだ…

でも普通ならよかった。
先生は上半身…裸っ!


「きゃあああああ!」

「うっせーよ」
「だって裸…」
「お前クールそうに見えて意外と純情なんだな」
にやにやと笑う先生。
「は、早く着てください。てか出てって!」
私は先生を押して
部屋から出した。

最っっ悪!
なんで先生の裸を
見なくちゃいけない訳?
あり得ない、
あり得ない、
あり得ない!

でも…意外に筋肉
付いてるんだ。
腹筋割れてたし。


…ておい!
私、何思い出してんの…



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